お金を稼ぐ苦労を知れました

生活保護を受けて困った事は、収入を増やせないことです。ある程度の収入があれば生活保護が外れてしまうので、生活保護を受けられるギリギリのラインを保たなくてはなりません。かと言って、仕事をしなくても生活保護が外れてしまいます。

この調整が難しいですね。いっそ仕事をしなくても良いなら楽ですが、仕事はしなさい。それでいて、給料を稼ぎすぎてはいけません。こんなの矛盾しています。事細かく収入が管理されます。たとえば、親から仕送りをもらっても、それは収入と数えられてしまうんです。

もしも親から5千円の小遣いをもらったとすれば、支給額から5千円が引かれてしまいます。わたしとしては、それぐらい見逃してもらいたいのですが。あくまでも収入を一定に保つのが目的ですからね。もらい過ぎたら返却義務があります。

現在は生活保護を外れています。ただ、今でも心配して様子を見に来てくださいます。生活保護を受けて白い目で見られる事もありますが、心配してくださる人の存在を知れたのはメリットですね。同時に世間の冷たさにも気づきました。

生活保護を受けなければ、わたしは差別をする側だったかも知れません。そもそも受給する前は生活保護という制度すら知りませんでした。お金に苦労している人が世の中には沢山いる。それを学べるだけでも、生活保護の意味はあります。